健康保険では、私たち一人ひとりの給料・賞与をもとに保険料や現金給付の額を計算します。
給料は月によって変わりますから、給料そのままを保険料計算の基礎にするのでは大変やっかいな仕事になります。そこで、計算しやすい単位で区分した仮の報酬を決め、各人が実際に受ける給料をこれにあてはめて保険料の計算をしています。この仮の報酬を「標準報酬月額」といい、最低58,000円から最高1,390,000円までの50等級に分けられています。
また、賞与は1,000円未満の端数を切り捨てし、計算の基礎にします。これを「標準賞与額」といい、賞与が年度累計573万円(4月1日から翌年3月31日まで)を超えた場合は、標準賞与額は573万円を上限とします。
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